A. 貫通口径 – 瓶詰めを容易にするために必要な最小の口径を指します。通常、充填チューブは貫通口径より少なくとも1mm狭くする必要があります。例えば、貫通口径が16.5mmの場合、充填チューブは15.5mmが推奨されます。通常の充填チューブは15mm以上です。
B. 口径 – ボトルの最上部開口部の寸法を指し、最適な密閉性を得るために使用するコルクのサイズをボトラーに指示します。米国の標準口径は18.5mm（0.728インチ）です。口径の大きいスピリッツボトルの多くは、21.5mm（0.846インチ）以上のコルクを使用しています。口径の長さは、コルクの密閉性を確保するために重要です。
C. ボトルリング – ビードと呼ばれることもある、ボトル上部のフレア部分です。リングの下端にある継ぎ目は、この部分が本体の型と接合されていることを示しています。ボトルリングは、互換性のある本体の型と交換可能です。
D. ボトルネック – ボトルに空気を吹き込む際に、この部分は難しい役割を担います。内側と外側がまっすぐでなければならず、コルクが収まる円筒形を形成する必要があります。細いネックには直径の小さいコルクが、太いネックには大きなコルクが必要です。
E. ショルダー – ネックのすぐ下、ボディ上部の最も幅の広い部分です。エンボス加工を行う場合は、通常この部分に施されます。これは、ボトルを並べた際にボトル同士が接触しない部分だからです。
F. ラベルパネル – ボトルの設計図には、ラベルパネルの位置とサイズが示されています。デザイナーは、この平面部分にラベルが収まるように、この部分を参考にする必要があります。
G. プント – この隆起した部分は、ボトルに伝統的に付加されているものです。現在のガラス製造では実際には使用されていませんが、深いプントは品質の証と考える人もいます。プントは底部の容積を占めることでボトルの高さを増すことができ、カスタマイズも可能です。
H. ベース – ボトルの底にはベースプレートがあり、ベースを本体の型に取り付けます。この部分はカスタマイズ可能です。
